クレア・ポストカード・プロジェクト

クレアさん（11才）は私の写真生徒の中では現在最年少で、毎回楽しく写真を学んでいます。また彼女は合気道を4才の時から合気道伝統岩間流の師範である父親から習っています。

合気道岩間流の道場は世界各地にあるのですが、現在ウクライナのキ―ウ道場の多くの師範たちは戦地へ行っています。そしてウクライナの道場は子どもたちの避難場所となっています。
近頃ようやく空襲のない時は体育館に集まり稽古を始めました。
そのウクライナの惨状をクレアさんは父親から聞き「自分で何か出来ることは無いのかな？」との問いに、過去に私はポストカードの売り上げを地元の青少年団体に寄付したことがあると、伝えたことがきっかけでした。
　

日本出身でカナダ育ちのクレアさんがバンクーバーで撮った写真をもとにポストカードを制作し、その販売の収益でキ―ウ道場に避難している子供達の教育支援をしていく「クレア・ポストカード・プロジェクト」が展開し始めました。
　

彼女が通う小学校の校長先生にこのプロジェクトを伝えたところ、校長先生をはじめ諸先生方、生徒の親御さんからも賛同を得、プロジェクトの成功に協力してくれています。

ポストカードは、毎春バンクーバー市民の目を楽しませてくれる桜、自宅近くのフォルスクリークの夕景、スコーミッシュのアリスレイク、自由に空を飛ぶカモメ、そしてクレアさんの愛犬チャーリーなど全11種類。

1枚2ドル、5枚10ドルで販売中。